Elden Rim - Weapon ArtsはSkyrimにエルデンリングの戦技システムを追加するModです。
Skyrimのシステム上ではパワーやアイテムを使用することで戦技を発動します。
エルデンリングでは比較的シンプルなシステムとなっていますが、Elden Rim - Weapon Artsのシステムは少し複雑です。
そこで、個人的な使い方メモを書いてみようと思います。
最終更新日:2025.06.06
目次[非表示]
Elden Rim - Weapon Artsの前提Mod
Elden Rim - Weapon Artsは非常に多くModが必要となります。
Modページにも書いてありますが、順に見ていきましょう。
・Behavior Data Injector(SE環境)
・Behavior Data Injector Universal Support(元Modが必要、AE環境)
・dTry's Key Utils(SEユーザー)
・dTry Plugin Updates(元Modが必要、AEユーザー)
・Scrambled Bugs(SE用とAE用でダウンロードするバージョンが異なります)
いくつかAE用が抜けていると思われるものをModページ記載分に追加しました。
オプションのWheeler - Quick Action Wheel Of Skyrimは必ずしも必要ではありませんが、このMod用のアイコンが用意されています。
他に注意する点としては、Nexus外にあるModern Stagger Lockでしょうか。
AE用とSE用があるので、適切な方を選んでください。
怯み関連の機能で必要です。
旧バージョンではCustom Skills Frameworkが必要でしたが、現行バージョンでは必要Modではありません。
Elden Rim - Weapon Artsのインストール
メインファイルが沢山ありますが、基本的には全てインストールします。
この投稿を書いている時点では7つほどファイルがありますが、全てダウンロードし、インストールしてください。
今後のアップデートで更にファイルが増える可能性もあります。
より気を付けるべきはオプションファイルでしょうか。
順に見てみましょう。
・10-Enderal Rim
文字通り、Enderalを入れている場合に使用するパッチです。
それ以外の場合は使用しないでください。
・5-EldenMcoScripts
MCOのバージョン1.5と1.6のどちらのバージョンでも必要となるパッチです。
Elden RimをMCO環境で使用する場合は必須です。
・5-EldenWarAshForMCO
地味に扱いの難しいパッチになります。
主にバージョン1.6以上のMCOを使用している場合に必要となります。
Elden Rimは説明によるとMCOのバージョン1.5を想定しているようではありますが、こちらのパッチで1.6に対応できるようです。
ModデータベースではADXP MCO 1.6.0.6 Bug Fixesを導入している場合は不要かもしれないとの情報もあります。
・Elden Disable Skill
Elden Rimのスキルを無効化します。
主にElden Rimをリソースとして使う場合に使用するものと思われます。
・Elden Npc Skill Setting
NPCのバランス調整用ファイルです。
攻撃頻度やスキルのクールタイムが調整されます。
ファイル自体は全体的に弱体化の方向で調整されていますが、これをベースにバランス調整することも出来ます。
・MaxsuPoiseForEldenRim
MaxsuPoiseとの互換パッチです。
Elden Rimは独自のPoise機能を持っており、MaxsuPoiseとElden RimのPoiseシステムの両方を機能させることが出来ます。
MaxsuPoise以外のPoise Modとは基本的に互換性がありません。
・Scrambled Bugs Fix
SE環境とAE環境でインストールするファイルが異なります。
中身を見る限りヒットエフェクト関連の修正が有効になっているようです。
Scrambled Bugs本体のjsonファイルを同じように編集しても同様の効果が得られます。
NPC回避Modとの併用
Elden Rimは独自の回避機能を持っています。
Ultimate NPC Dodgingなど、NPCに回避を追加するModと併用する場合、Elden Rim側の回避機能を無効にすることが出来ます。
設定は簡単です。
EldenImpact_DISTR.iniのPerkの前に付いている「;」を削除してください。
以下編集した後の記述を載せます。
;disable npc dodge
Perk = 0xEB6~EldenSkyrim.esp|-PlayerKeyword|NONE
この設定を行っていなくてもCTDなどの致命的な不具合は起きないようです。
ですが、試しに両方のNPC回避を有効にしたところ、ほとんどの近接攻撃に回避で反応するようになりました。
上記の設定はNexusのModページのPostsでもピン止めされており、そちらも確認してみて下さい。
実際に戦技( Weapon Arts)を使うまで
ここからはSkyrimで実際に戦技を使うまでの流れについて書いていきます。
少し複雑ですが、戦灰(Ash of War)に戦技を登録する作業が必要となるのが基本的な考え方です。
登録した戦技はパワー、またはアイテムの装備で使用することが出来ます。
戦灰(Ash of War)の作成
まずは戦技を登録する戦灰(Ash of War)から作成していきましょう。
導入で自動取得する設定用のパワー「Elden Weapon Art - Meditation」を装備、使用します。
日本語訳では「エルデン戦技 - 瞑想」です。
使用すると次のような画面になります。
Crafting Itemsを選択すると鍛冶メニューのような画面に遷移します。
初期で作成できるのはAsh of War - Fortune(戦灰 - 幸運)のみです。
他にもAsh of War - Strengthなど全5種類あり、Weapon Artを使い分けることが出来ます。
また、特に作成に必要なコストは無く、アイテムバージョンと呪文書バージョンの2種類あります。
・アイテムバージョン
・呪文書バージョン
呪文書バージョンは忘れずに使用し、パワーの習得を忘れないようにしましょう。
戦技( Weapon Arts)の作成
次は戦技の作成です。
戦灰と同様に「Elden Weapon Art - Meditation」を使用します。
Modデータベースの翻訳ファイルを使用している場合はエルデン戦技 - 瞑想となっているかもしれません。
戦技を作成する場合はLearning Weapon Artを選択します。
選択すると次のようなアイテム製作画面が表示されます。
説明には近接武器(Melee Weapons)などの使用条件が書かれています。
使用条件に合っていないと戦技は発動できません。
戦灰に戦技を登録する
まだ、スクロールを作成しただけでは戦技は使えません。
戦灰に戦技を登録する必要があります。
先ほど作成したスクロールを装備し、使用します。
スクロールを発動すると次のような画面になります。
作成した戦灰に対応する項目を選びます。
最初に作成できる戦灰はAsh of War - Fortune(戦灰 - 幸運)だけなので、Fortuneを選択します。
勿論、他の戦灰が作成できるようになった時は他の選択肢でも大丈夫です。
戦灰の種類を選ぶと次のような画面に移ります。
これは戦技の発動する方式を選んでいます。
Direct Castは普通の状態、アイテムを使用したり、パワーを発動したら、戦技が出ます。
Hold down the Sprint~はスプリント中のみ戦技が発動する選択です。
組み合わせると、スプリントとそれ以外の状態で異なる戦技が発動するようになり、戦技のパターンを増やすことが出来ます。
戦灰5つにスプリント中のみのパターンが存在するので、最大10の戦技を使い分けることが出来ます。
ここまでの作業で戦技( Weapon Arts)を使用する準備が整いました。
実際に戦技( Weapon Arts)を使用する
戦技の使用には2つのパターンがあります。
・アイテムで戦技を使用する
アイテムと言っても、正確には実際には装備しない装備品のような扱いです。
Armorカテゴリにアイテムがあります。
これを選択するとインベントリが閉じられ、戦技を発動します。
ですが、これは現実的な方法ではなく、実際にはお気に入りやホットキーに登録して使用するのが一般的です。
・パワーで戦技を使用する
本家エルデンリングの操作感に近いのはこちらですが、アイテムに比べると制約が多めです。
切り替えの難しさや、クールタイムの設定などの制限があります。
実際の使用はパワーやシャウトと同様です。
装備して使用するだけです。
ちなみにElden Rim - Weapon Arts導入時、設定用パワーとは別に、もう1つパワーが追加されていますが、これは戦技キャンセル用のパワーです。
Weapon Art - Rebreath(戦技 - リブレス)がキャンセル用の戦技です。
アイテムの場合は無理なく使えるのですが、パワーで発動する場合は切り替え含め、戦技のキャンセルが難しくなります。
戦技は回避でのキャンセルが出来ません。
作成できる戦灰、戦技、アイテムを増やす
Elden Rim - Weapon Artsは初期状態で作成できるアイテムが限られています。
製作可能なアイテムは独自のレベルアップシステムにより管理されており、レベルを上げることで様々なアイテムが作成可能になります。
レベルを上げるには、基本的に敵を倒した時に手に入るアイテムを使用します。
Soul Sediment(ソウルの澱)は薬カテゴリです。
使用するとモーションが再生されることがあります。(レベルアップ時かもしれないです)
また、現在のレベルは魔法メニューの有効な効果から確認することが出来ます。
Passive Skill - Proficiency Levelの初期状態はレベル0です。
日本語訳ではパッシブスキル - 熟練度レベルとなっています。
敵のドロップアイテムから戦技を習得
敵を倒すと、稀に戦技のスクロールを持っていることがあります。
これらを使用することで新たな戦技を使用することが出来るようになります。
ちなみに画像のスクロール「Flaming Strike」は「炎撃」のことで、オリジナル同様、非常に強力な戦技となっています。
割と序盤から手に入る可能性がありますが、初期で作成できる戦技とは比較にならない強さです。
ここまでの作業でElden Rim - Weapon Artsを8割くらいは楽しめるのではないかな、と思います。
NPC強化ModとしてのElden Rim
Elden Rim - Weapon ArtsはNPC強化Modとしても非常に優秀です。
メインファイルの1つ、Elden Weapon Arts for Npcを入れていれば敵が戦技を使用するようになります。
強力なNPCだけではなく、山賊クラスも使用してくるので、戦闘に緊張感が生まれます。
その一方で、ステータスを強化するModとの組み合わせ次第では、序盤が難しくなりすぎる可能性もあります。
機能としては競合していないものの、全体のバランスについては他Modとの組み合わせは吟味する必要があるかもしれません。
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