これらのModは一人称視点に対応していない為、一人称視点のSkyrimと三人称視点のSkyrimという事実上、全く異なるゲームが同時に存在しています。
少ないながらも一人称視点の戦闘を強化するModもあるのですが、MCOやBFCOほど劇的には変わりません。
今回は一人称視点のSkyrimと三人称視点のSkyrimのギャップを埋めるModについて考えてみたいと思います。
以下Skyrim SEはバージョン1.597を指し、Skyrim AEはバージョン1.6.1170を基本的に指します。
一人称視点でも三人称視点でも変わらないプレイをしたい場合にはこのModが一番適しています。
ですが、今回はこれ以外の手段を主に模索していきたいと思います。
なぜならSkyrim AEで使用することが出来ないからです。
1.Immersive First Person View
こちらは.NET Script Frameworkが必要となる一人称視点変更Modです。
.NET Script FrameworkがSEでしか使用できない為、Skyrim SE専用となります。
本来の用途は一人称視点で身体を見ることですが、三人称視点用のアニメーションを一人称視点で再生することも出来ます。
実際の挙動としては三人称視点のカメラ位置などを変更し、一人称視点の様に見せているようです。
.NET Script FrameworkがSEでしか使用できない為、Skyrim SE専用となります。
本来の用途は一人称視点で身体を見ることですが、三人称視点用のアニメーションを一人称視点で再生することも出来ます。
実際の挙動としては三人称視点のカメラ位置などを変更し、一人称視点の様に見せているようです。
設定で三人称視点の腕を有効にすることでMCOやBFCOなどのモーションを再生することが出来ます。
とは言え破綻なく三人称視点のアニメーションを一人称で見せるのは非常に難しいです。
激しく動くアニメーションは一人称視点で再生するとカメラがかなり動くので、単純にプレイしにくい側面もあります。
とは言え破綻なく三人称視点のアニメーションを一人称で見せるのは非常に難しいです。
激しく動くアニメーションは一人称視点で再生するとカメラがかなり動くので、単純にプレイしにくい側面もあります。
一人称視点でも三人称視点でも変わらないプレイをしたい場合にはこのModが一番適しています。
ですが、今回はこれ以外の手段を主に模索していきたいと思います。
なぜならSkyrim AEで使用することが出来ないからです。
2.Switch Combat View - SKSE
ここからはアプローチを変えて、戦闘開始時に自動でカメラを切り替えることで戦闘中は一人称視点が目立たないようにしてみたい思います。
いずれもSKSEプラグインModで、Skyrim SEとAEの両方で使用出来ます。
とは言え、視点切り替えボタンを押せば通常通り一人称視点になりますし、完全に消せるわけではありません。
Switch Combat View - SKSEは戦闘開始時に三人称視点に切り替わり、戦闘が終わると一人称視点に切り替わるModの中で最もシンプルなModです。
Switch Combat View - SKSEは戦闘開始時に三人称視点に切り替わり、戦闘が終わると一人称視点に切り替わるModの中で最もシンプルなModです。
ヴァンパイアロードやウェアウルフなど視点が固定される場面についても対策済みで問題なく使用できます。(Postにて作者が返答しています)
設定はSwitchCombatView.iniをテキストエディタで編集して行います。
非常に簡単な編集なのでWindows標準搭載のメモ帳で十分です。
Switch Combat View - SKSEの設定
bLockThirdPerson = true
true設定で三人称視点に切り替えます。
切り替わる条件はここでは決まりません。
bInCombat = true
trueで戦闘突入時に切り替え、falseで武器を取り出した時に三人称に切り替えます。
bFirstPersonLock = false
ここをtrueで逆に一人称視点に自動で切り替えます。
今回の目的ではfalse推奨。
一人称視点をメインにしたい場合にはtrueにします。
3.Toggle Combat Camera
こちらも戦闘時に自動で三人称視点に切り替えてくれるModです。
Switch Combat View - SKSEに比べ、少し細かい設定が出来ます。
ヴァンパイアロードやウェアウルフ時の挙動は不明です。
テスト出来る状態になり次第追記したいと思います。
設定はCombatCameraToggle.iniをテキストエディタで編集して行います。
Toggle Combat Cameraの設定
Third2First = false
初期設定はfalseとなっており、trueにすると一人称への切り替えになります。
ToggleInCombat = true
ToggleWhenWeaponMagicDrawn = true
戦闘突入時の切り替えがCombatで、武器と魔法を取り出すときに切り替えるのが~Drawnです。
Bow1stPAiming = true
trueに設定すると弓を構えた時に一人称視点に切り替えます。
弓を取り出した時ではありません。
SmoothCamを使用している場合はfalseの方が良いかもしれません。
FirstPersonMagic = false
Magic1stPCasting = true
いずれも魔法を使用した時に一人称視点に切り替える設定です。
こちらもSmoothCamを使用している場合はfalseの方が良いかもしれません。
GradualZoom = true
trueでカメラの状態を徐々に切り替えます。
切り替えがぶつ切りではなくなるイメージです。
SwitchBackCamState = true
trueにすると戦闘突入時や武器の取り出しでカメラを切り替えた際、条件から外れた場合にカメラを元に戻します。
元に戻る条件は戦闘終了、武器を仕舞った場合です。
切り替えた視点のままでいたい場合はfalseに設定します。
4.Toggle Camera
最後発の自動視点切り替えModです。
最も多機能ですが、前提条件としてSKSE Menu FrameworkとSSE Engine Fixes (skse64 plugin)が必要です。
こちらのModはゲーム内のGUIで設定するタイプのModです。
起動キーはSKSE Menu FrameworkのSKSEMenuFramework.iniをテキストエディタで編集することで変更できるので、そちらから見ていきましょう。
SKSE Menu Frameworkのキー設定
ToggleKey = F1
ToggleKeyGamePad = lb
ToggleKeyはキーボード操作でのメニュー起動キー、ToggleKeyGamePadはゲームパッド用の起動キーです。。
珍しくキーコードタイプではなく、そのまま入力します。
例えばキーボードの場合はdに設定するとdキーで起動できるようになります。
ゲームパッドの場合はXBOXコントローラー準拠の名称で、例えばXに設定することでXボタンで起動することが出来ます。
正確なキー名のリストはSKSE Menu FrameworkのModページを参照してください。
畳まれており、Spoiler横にあるshowを押すと展開されます。
ToggleMode = SinglePress
ToggleModeGamePad = DoublePress
切り替えボタンの挙動を変更する設定で、ゲームパッド用の設定もあります。
SinglePressは普通にボタンを押すことでメニューを起動でき、DoublePressは2回素早く押します。
その他に押しっぱなしでメニューを起動するHoldも選択できます。
Auto Input Switchなどを使用しており、誤爆の観点からゲームパッド用の設定が不要な方は該当の設定の先頭に;を付けて下さい。
;ToggleKeyGamePad = lb
Toggle Cameraの設定
さて、先ほど設定したキーをSkyrim上で入力して設定画面を開きましょう。
初期設定ではF1、またはLBを2回押します。
とりあえず上記の画像の様に設定すると戦闘突入時と武器や弓を取り出した時に自動で三人称に切り替わります。キーボードの場合はマウス操作で直感的に操作できます。
ゲームパッドの場合はDパッド(方向キー)で移動、A、Bそれぞれ決定とキャンセルです。
controlmap.txtによって変わるかどうかは未確認です。
変更できる設定について全てではないですが見ていきましょう。
Invertは反転を意味しており、デフォルトの動作を逆転させます。
つまり三人称視点にする動作は一人称視点に自動で切り替わるようになります。
三人称視点、一人称視点どちらがデフォルトの動作なのかは1つ1つチェックしてみて下さい。
Revertは元に戻すという意味です。
他のModにもありましたが、戦闘突入時に三人称に切り替わったものを戦闘終了時に一人称に戻したりする設定です。
これを弓と近接武器、魔法詠唱などを別々に設定でき、かなり細かく設定できます。
FixZoomは少しカメラのズームを弄ることが出来ます。
変更したくない場合は0に設定します。
Toggle Sneakについてだけ少し別に書きたいと思います。
この項目は文字通り隠密時に視点を切り替える機能なのですが、自環境ではRevertの設定なしで隠密解除時に視点が戻ってしまいました。
他にも画像下部のExteriorとInteriorは外と室内で三人称視点と一人称視点を切り替えることが出来ます。
画像で見切れている上部分は会話の視点切り替えとなっています。
他のModに比べて細かく設定できますが、会話時や外と室内の視点切り替えを使わない場合は他の視点切り替えModとそこまで変わりません。
True Directional MovementのPOV設定
True Directional MovementにはPOV(視点切り替えボタン)に関する設定が存在します。
視点切り替えボタンにロックオン機能を割り当て、本来の視点切り替え機能は長押しで使用するというものです。
これにより戦闘中に視点を切り替えることが難しくなり、更に戦闘中の一人称視点は影が薄くなります。
ロックオン自体は視点切り替えがデフォルトで右スティック押し込みなので、エルデンリングやダークソウルに近い操作感覚になります。
Skyrimを起動してMCMから設定してみましょう。
赤く囲った部分がロックオンを視点切り替えボタンに割り当てる設定です。
POV保留期間の切り替えが視点変更ボタン機能に切り替わるまでの時間です。
画像ではMCMから入力できる最大値の1.00Sに設定しています。
ロックオンの快適な操作と言う意味でも視点変更になるべく切り替わってほしくないので、長い時間に設定するのは大事です。
おすすめ視点切り替えModの組み合わせ
他の視点切り替えModは弓や魔法時に一人称視点に切り替えて狙いやすくする機能があるので、そちらが欲しいかどうかだと思います。
SmoothCamには弓や魔法時にカメラワークを変更する機能がある為、三人称視点でも狙いやすく、これらの機能が冗長になってしまいます。
また、三人称視点だけで操作していると落ちているアイテムが拾い難かったり操作し難い場面もあると思います。
その際には以下のModがお勧めです。
0 件のコメント:
コメントを投稿