AddItemMenuの機能を持つModを探してみよう

2024年9月24日火曜日

AddItemMenu Skyrim

t f B! P L

 AddItemMenu - Ultimate Mod ExplorerはSkyrim内のアイテムを自由に呼び出すことが出来るModです。
一般的にはチートと呼ばれるような機能を持つModですが、Modを入れたSkyrimでは重宝します。
鍛冶での生産に対応していないModがあったり、デバッグやテストに便利だったりするからです。
しかし、最新のSkyrim AE(1.6.1170)に対応していない為、代わりとなるModを探すのに苦労しているユーザーが多く見られます。
AddItemMenu自体も少し特殊な手段を用いることでバージョン1.6.1170でも機能させることが出来ますが、やはり普通の手段ではない為、抵抗がある方も居るかもしれません。
今回はAddItemMenu及び、代わりになりそうなModを紹介したいと思います。
※以下基本的にこの投稿ではSEをバージョン1.597、AEを1.6.1170とします。

最終更新日:2024.09.27

Skyrim Cheat Engineの画像

1.AddItemMenu - Ultimate Mod Explorer

本家AddItemMenuです。
対応バージョンはSkyrim SEのみ。
必要Mod:SKSE64UIExtensions

AE(1.6440)用のMod:AddItemMenu - NG(DLLファイルのみ)
本体を上書きして使用します。
最新のAEには対応していません。
加えて現在AddItemMenu - NGはHidden Modです。

こちらも本体を上書きして使用します。

また、UIExtensionsのランダムCTDを修正するModとして以下のModも入れておくと良いかもしれません。

AddItemMenuをAE(1.61170)に対応させる方法

単体では最新のSkyrim AEに対応していませんが上記Modを組み合わせることでAEで動作可能なようです。
ただし想定されていない方法で、動作が保証されるものではありません。
以下Add Item Menu - ESL PatchのPostを参考にAEへの対応方法を書いていきます。

1.本家AddItemMenuをインストール
バージョンはメインファイルにある1.14です。

2.AddItemMenu - NGをインストール
AddItemMenu - NGがHidden ModなのでNexusのバックアップファイルをリンクしています。
問題が合ったら消去します。

3.AddItemMenuのInterfaceフォルダを削除
翻訳ファイルの事です。

4.Add Item Menu - ESL Patchをインストール

これで動くようになるようですが、Add Item Menu - ESL Patchの作者さんも想定していないようなので、完全に想定外の挙動となります。

2.dMenu

ESPなしの完全にSKSEプラグインオンリーのModです。
対応バージョンはSkyrim SEとAE(1.6440)
最新のAEに対応しているかどうかはPostでも情報が錯綜しています。
手動インストールで動いたなどの報告もあります。
SKSEプラグインのみのModですので、試すこと自体は簡単だと思います。
まずは自分のSkyrimで動くかどうか確認してみて下さい。


デフォルトHomeキーで起動します。
キー設定やフォントの設定はdmenu.iniから行います。
キーコードに関してはInput Scriptを参照してください。

アイテム追加Modとしての感想ですが、一括でインベントリに追加できない点については少し不便に感じます。
一つずつアイテムを追加していく感じです。
その代わりに動作が高速で、ESPファイルの枠を圧迫しない点が優秀だと思いました。
独自の検索機能もありますが日本語が使えない為、翻訳している環境だと活用し難い部分もあります。
検索機能自体はとても優秀で、瞬時にアイテムやプラグインを絞り込んでくれます。

3.Simple Mod Item Spawner -Alternative To AddItemMenu for AE VR or SE

ほぼAddItemMenuですが、SKSEプラグインModではなくなっています。
故にバージョンアップに強く、どのSkyrimでも使用できます。
反面、AddItemMenuよりも少し処理が遅いようです。
DLLファイルが無いだけで、SKSE自体は変わらず必要です。

必要Mod:SKSE64SkyUI

MCMで色々設定できるので、そちらも確認してみて下さい。
ほぼAddItemMenuなので、移行もしやすいと思います。
やはり少しAddItemMenuに比べると動作が重い点を許容できるかどうかが導入の決め手となりそうです。
特にSkyrim.esmなど大量のアイテムがあるものは動作が重くなる傾向にあります。

4.Skyrim Cheat Engine

少し要件が多いですが、処理の速さと検索機能を合わせ持つ隠れた名Modです。
SKSEプラグインModですが、ESPもあるタイプです。
Skyrim SE~AEまでのほぼ全てのSkyrimで使用出来ます。(ModページのPostに動作報告があります)
検索機能はSkyrim Input Method - Use System's IMEと併用することで日本語入力も可能です。
Skyrim Input Method - Use System's IME自体はSkyrimSE~1.6440までの対応で、最新のAEには正式対応していません。
Cheatと直接的な名前が付いているのが原因かもしれませんが、他のアイテム追加Modと比べるとマイナーな印象です。
とは言え、やっていること自体はAddItemMenuと変わりません。

必要Mod


ちなみにC++ Redistributable Packageは以下のものをダウンロード、インストールします。
C++ Redistributable Packageのダウンロード画面の画像

MCM設定と使い方

MCMの設定はシンプルにキー設定だけで、初期設定は[です。
Skyrim Cheat EngineのMCMの画像

次に先ほどのMCM画面で設定したキー(初期設定は[キー)を押し、Skyrim Cheat Engineのメニューを開きます。
Skyrim Cheat EngineのGUI画面の画像

一番上のALLItemes(Explore)がESPの検索です。
50音順に並んでおり、文字を入れてESPの検索は出来ません。
その下のALLItemes(Search)はアイテム名で検索が可能で、こちらは文字による検索が可能です。
文字で検索できる都合上、ALLItemes(Search)をメインに使うことになります。
少ないとは思いますが、胴と手の装備で共通の名前が無い場合などは不便に感じるかもしれません。
もっとも、そのような装備はあまり見かけませんが。

その下のAmmos以下は種類別アイテムの検索とバニラSkyrimのアイテムの一覧とが表示されます。
試しにArmorを選択してみましょう。
Skyrim Cheat EngineのArmors項目の画像
一番上のSearch ArmorsはALLItemes(Search)と同様に文字入力でアイテムを検索します。
その下のExplore Armors by ModはESPの検索になりますが、全てのアイテムと異なり更に下の階層があります。

では、Explore Armors by Modを選択してみましょう。
Skyrim Cheat EngineのESPを絞り込む画像
一番上のSearch for Modを選択することで文字入力画面に移行し、Mod名を検索することが出来ます。
全てのアイテムではESPを絞り込むことが出来ませんでしたが、個別項目のArmorsやWeaponsでは可能となっています。
ESP名で絞り込む場合は個別項目を選択してみて下さい。

最後にAdd All Armorsですが、色んな意味で重いので基本的には使いません。
所持重量の関係で走れなくなったり、一度に大量のアイテムを追加するため少し処理が重いです。
ESP名で絞り込んだ場合や文字検索で絞り込んだ場合のALL~は余程の大規模Modでない限り積極的に使用して大丈夫です。
絞り込んだアイテムを全追加します。

実際に使ってみた感想ですが、動作も軽め、検索機能を活用して特定の装備を探すのも簡単です。
装備以外にもシャウトや魔法を直接追加したり、Perkポイントなども追加できるのでテストが非常に楽になります。

1つだけ気になった箇所として、初回起動時は個数指定の箇所で何も入力せずに決定キーを押すと装備が追加されず、Skyrim Cheat Engineも処理が終了できない不具合を確認しています。
個数入力時に何か入力するか、一旦セーブして再ロードで回避できますが、少し不便ではあります。
入力自体は1を入れて消すといった無意味な入力でもOKです。
セーブデータで初回インストールする時に起きるようなので、導入を済ませたセーブデータの場合は気にする必要はありません。

5.QUI

ESPを持たないSKSEプラグインオンリーのModです。
Skyrim SEとAE(1.6440)に対応しており、単体では最新のAEに対応していません。
最新のAEに対応したDLLファイルは以下になります。
いつか正式に対応するかもしれません。


設定はQUI.tomlをテクストエディタで編集して行います。
基本的に変更する箇所はキー設定ぐらいです。

[PluginExplorer.Key]
KeyboardToggle = 87 # Toggle the PluginExplorer interface (default: 87 = F11)

初期設定の87はF11キーとなっています。
おなじみInput Scriptのページで入力する数値を確認してください。

さて、実際に設定したキーを押して起動して見ましょう。

QUIの起動画面の画像

このようにロードオーダー順にESPが並んでおり、選択するとアイテム選択画面に移ります。
検索機能が無く、並びが50音順でない為、少し目当てのModを見つけにくい印象です。
動作はSKSEプラグインModということもあり、非常に軽快です。
ESP枠を消費しないのも強みだと思います。

6.個人的おすすめ-AEでも使えるAddItemMenuの代替Mod

一番のおすすめはSkyrim Cheat Engineです。
少し要件が多い点と初回インストール時の小さな不具合が気になりますが、機能面、速度共に申し分ないModだと思います。
アイテムの他、魔法やPerk Pointなども追加できるので戦闘面のテストが楽になります。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

理想のSkyrimを求めて日々Modを導入し続けています。
主にSkyrimの戦闘や景観、システム関連をModを用いて変更していきます。
過去投稿も徐々にアップデートしていきます。

SmoothCamの設定をしてみよう

 SmoothCamはSkyrimの有名なカメラ改善Modの1つです。 他のカメラModと同様にシチュエーションごとのカメラ位置を設定できる機能も非常に便利ですが、このModの一番の特徴はカメラの動きを設定できる点、そして矢の弾道予測を表示する機能です。 設定できる要素は少し複雑...

お問い合わせフォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ