黄金闘士になるまで決闘をやってみたので振り返りたいと思います。
一般的には150帯が賑わっていると聞いていますが、やりたいビルドが150帯では恐らく弱いことと、折角なので200帯の実態がどのようになっているのか自分の目で確かめたかったこともあり、レベル200帯を選択しました。
Steam版のエルデンリングでプレイしています。(DLC前の最終バージョン)
※以前他のブログで公開していたものを加筆修正したものです。
App Ver. 1.10
Regulation Ver. 1.10
自分のビルド
まずはキャラのビルドから。
素性は放浪騎士で、いわゆる魔法戦士タイプです。
ステータス
レベル 230
生命力 60
精神力 30
持久力 35
筋力 20
技量 70
知力 78
信仰 9
神秘 7
タリスマン
黄金樹の恩寵+2
竜印の大盾のタリスマン
魔術師塊のタリスマン
アレキサンダーの破片
武器
神肌縫い(冷気派生)
カーリアの輝剣杖
戦技は主に冷気の霧を使用していました。
魔術は輝石の彗星やカーリアの貫き等、オーソドックスな隙の少ないものを使用。
流星群は私の戦闘スタイルと噛み合わなかったこともあり、あまり使いませんでした。
防具は強靭30前後を確保しつつ軽ロリが出来る程度に着込みます。
このビルドで強靭度は必要ないと思われる方も居るかもしれませんが、冷気の霧で耐えられる攻撃が増えるので、意外と重要です。
レベル230は200とマッチングする恐らくギリギリのレベルです。
レベル200の方には申し訳なく思うのですが、このキャラはレベル30落としてしまうと正直弱いです。
基本の戦闘スタイルが近接戦闘中心で相手を動かす為に魔術を使うのですが、片方のダメージが弱くなり、圧力がかけられません。
生命力などを落とす選択肢もありますが、このレベル帯は最低60は欲しいところなので230にする選択を取りました。
その代わり上は260ぐらいまでマッチングし、この辺りになると信仰魔術師が台頭してきます。
信仰魔術師は150帯ではかなりレアだと思うので、その意味ではこのレベル帯の面白いところだと思います。
マッチングした方の戦闘スタイルとマッチングについて
ここからは実際にマッチングした方のビルドを見ていこうと思います。
あとはマッチング状況なども実際に潜って確かめました。
信仰魔術師
まずは上で言ったように信仰魔術師が台頭してきます。
レベル150帯ではステータスの関係上あまり見ないビルドです。
信仰よりなら三なる光輪やラダゴンの光輪が良く使われ、このパターンは近接戦闘も行ってきます。
魔術よりならライカードの怨霊や古き死の怨霊、爆ぜる霊炎などが良く見られました。
個人的には魔術の方が戦っていて厄介な印象です。
状態異常戦士
私も広義ではここに含まれると思いますが、状態異常を駆使する近接ビルドです。
レベル200帯では自然と2つの火力系能力値に振れるので、結果的に近接オンリーはほとんどこの構成になります。
さらに言えば、遠距離攻撃よりもこの状態異常ビルドが200帯のメインビルドだと思います。
1番良く見る構成です。
私は冷気派生でしたが、圧倒的に出血系の武器を使う方が多いと感じました。
武器は十文字薙刀や長牙が一番多かったです。
血のヘリケーやエレオノーラの双薙刀も時々見かけました。
最初は私も竜王の岩剣を使用していたのですが、血のヘリケーに火力負けしたことを切っ掛けに現在の構成に変更しました。
同じ武器種で打ち合うと状態異常の強さを実感すると思います。
回復アイテムである苔薬を持って行っても良いですが、レベル200帯は遠距離攻撃が飛んでくる可能性もあります。
技量系戦士
他のステータスにも振っているのかもしれませんが、主に技量系の武器や戦技を使用するビルドです。
雷系もこのビルドですね。
刀や大曲剣などが多めです。
予想に反して割と頻繁に出会いました。
状態異常を使わない代わりに戦技の獣の咆哮を使用し、遠距離での牽制や後隙狩りに優れています。
堅実に攻めてくるので結構厄介な構成です。
他には落雷を使用してくる構成もあり、こちらもかなり厄介です。
武器を持ち換えて両方使う構成もあります。
信仰戦士
レベル200帯では祈祷だけを使う構成はほとんどなく、近接武器を使用してきます。
近接武器は色々ですが、祈祷には傾向があり、獣の石はまず持っていると思って良いです。
この点は150帯とあまり変わりありません。
中には獣の石だけを徹底的に使ってくる方も居ます。
他には狂い火やプラキドサクスの滅びが良く使われる印象です。
回復を使う方はほとんど居ませんでしたが0ではないです。
意外にも竜餐の祈祷はほとんど見ませんでした。
戦技は炎撃を採用する構成を良く見ます。
魔術ビルド
こちらは信仰とは異なり魔術をメインに使ってくることが多いです。
武器は名刀月隠を持っている構成がほとんどです。
使ってくる魔術は流星群やほうき星、ラニの暗月、アデューラの月の剣など絞ることが出来ないぐらい多彩です。
私が杖を持っているからか永遠の暗黒で魔術を封じてくる方もかなり居ました。
もっとも夜の魔術やアデューラの月の剣には効果が無いので、それらを積むのが対策です。
印象としては遠距離攻撃を持っていないとかなり難しい相手となります。
私が魔術を使うのは魔術師対策と言う意味合いもかなり強く、射程が短い戦技では中々対抗し難いと思います。
試しに武器だけで戦ってみましたが、引かれ続けると近づくのが困難でした。
尚、私と同じような軽めの魔術と近接を織り交ぜるスタイルの方は出会うことが出来ませんでした。
名刀月隠を持っている場合でも、比較的重めの魔術を使う方が多かった印象です。
筋力戦士について
このレベル帯ではあまり見かけませんでした。
特大剣スタイルと特大武器二刀流、それぞれ1人ずつ遭遇しましたが、例が少なすぎます。
バフについて
魔法戦士が多いからか戦闘開始時にバフを行う方が少ない印象です。
勿論0ではありませんが、それだけ魔法で牽制される状況を経験しているのかもしれません。
海外マッチングがオンなので、海外の傾向ということも考えられます。
マッチングについて
ほどほどには居る印象です。
海外マッチングをオンにしない場合は人が居ません。
ラグは思っていたよりも感じませんでした。
同じ人にマッチする場合もありますが、常に何人かは闘技場に潜っている方がいると思います。
同じ人が続く場合、時間帯を変えると人が入れ替わりました。
何故かリムグレイブ闘技場は人気が無く、王都闘技場が人気です。
怪しい人たち
かなり少ないと思いますが、私も何人か怪しい挙動の方に出会いました。
ダメージが通らない
冷気で怯ませたエフェクトや武器が当たったエフェクトが出ているにも関わらずダメージが0でどうやっても勝ち目がありません。
通信環境は非常に快適で、相手とのラグも感じなかったため、ほぼ黒だと思います。
回線を絞る
私があと1撃で勝てるといった段階で露骨に重くなりました。
先ほどの明らかなチーターとは違い、たまたまそうなった可能性は否定できませんが、かなり怪しいです。
負けそうになると切断
こちらが勝つ直前で通信が切断されました。
たまたま通信状況が悪くなった可能性も否めませんが、ちょっと怪しいです。
黄金闘士になるまで100戦程度戦い、上の3例にそれぞれ1回ずつ遭遇しました。
ほとんどの方は問題なく、マナーも良かったと思うので、そんなに心配することは無いでしょう。
稀に上記のような人たちに遭遇することがあります。
遭遇した場合は時間帯や日を変えた方が良いかもしれません。
巷で言われている強武器や強戦技、強魔法について
レベル200帯ではどうだったかの感想を書いていきたいと思います。
以下思いついた順です。
流星群
私も魔術を扱えるので、この魔術を使ったことも使われたこともあります。
正直な感想としてはレベル200帯の決闘ではイマイチかもしれません。
避けにくいのは確かなのですが、魔術師の距離では当たらず、ゴリゴリに近づいてくる近接ビルドにも当たらずなので、両極端な200帯では強みがあまり活かせませんでした。
中距離で待ちに徹している方には刺さる為、持っていても損はないですし、これ以上に中距離で強力な魔術もないので絶対にスロットに入れるべきだとは思います。
逆に使われる立場になってみると魔術師相手の場合、中距離には居ない方が良いです。
距離の管理が難しい複数戦だと、また違った感想になると思います。
そもそもですが、対策が必要な時点で強い魔法には違いありません。
獣の石
弱体化されたとはいえ、まだまだ強いです。
対処が分からなければ、これを連打されるだけで完封されてしまうと思います。
FPが150帯よりも潤沢なこともあり、獣の石のみで戦うことも現実的です。
対策が必須な祈祷の1つだと思います。
基本はジャンプが有効で、ジャンプ攻撃やジャンプから撃てる魔法で対等に立ち回れます。
獣の石は上方向の判定が薄いので、ジャンプで避けることが出来るからです。
もっとも、獣の石もジャンプから撃てるので、読み合いにはなってしまいますが。
獣の石用に盾を出すのも割とアリですが、他の祈祷で削られてしまうかもしれません。
槍二刀流
レベル200帯でもかなり強力です。
リーチが長く、近接での対処が困難です。
ちなみに重刺剣のジャンプR2で迎撃を試みましたが打ち負けました。
距離を詰められた時の圧がすごいです。
武器は十文字薙刀が最も良く見る構成でした。
神秘や技量、筋力により多く振れるので状態異常や基礎ダメージの分火力が上昇しています。
生命力60でも当たれば致命傷になりかねません。
長牙
槍二刀流の亜種といった印象。
多くのビルドが採用している回転斬りが厄介で、出血含めて当たれば致命傷です。
出もそこそこ、リーチも長く、近接戦闘は危険です。
通常攻撃は槍二刀流に遠く及ばないので、そこは救いではあります。
回転斬りはパリィも出来ず、考えようによっては全盛期の屍山血河よりも強力かもしれません。
屍山血河自体も時々見かけます。
状態異常武器の代表でもありますが、海外の刀人気もあるのか特に多かったので個別記載。
グレートソード
筋力戦士の項でも書きましたが、ほとんど見かけませんでした。
と言うよりも、このレベル帯は筋力武器自体があまりポピュラーではないかもしれません。
自分も普段は技量系ビルドと言うこともあり、実質的に検証できませんでした。
見かけない理由としては、多分魔法とシナジーのある技量系の方がレベル200帯では人気だからだと思います。
三なる光輪
このレベル帯だと火力がそこまでなので、まだ対処できる範囲。
基本はギデオン戦での対処と同じです。
これより上のレベル帯だと完璧に避けないと結構いたいダメージだと思うので、厄介かもしれません。
ノーロックで地面に放つと光輪を一定時間固定できるのですが、そこまでして来る方はあまり居ない印象です。
落雷
一般に言われているよりもよほど厄介だと思います。
レベル200帯ではFPに少し余裕があるので、連発しやすいのが追い風かもしれません。
避けるのはそこまで難しくなのですが、基本出された後の状況が良くないです。
近接戦闘では後隙を刈るのが想像以上に難しく感じました。
射程は魔法に比べれば長くないので、魔術や祈祷が使える場合は離れてしまった方が良いかもしれません。
戦技なら獣の咆哮も射程外から攻撃できます。
古き死の怨霊
信仰が必要な関係上、レベル200帯から採用されることの多い魔術です。
NPCでもライオネルが使用することもあり、術者に近づけば追尾が弱まる仕様を知っている方も多いと思います。
実際には近づく間に他の魔術や戦技で近接を拒否されるので、対処が非常に難しいです。
高レベル帯では一番厄介な魔術だと思います。
輝剣の円陣系
レベル200帯においても非常に強力です。
攻めの起点にも迎撃にも使え、行動阻害としては上位に入る強さです。
自分はこの系統の魔術を使うのが下手なので使用していません。
多分後ろを向いて輝剣をコントロールするのが苦手だからだと思います。
使われるのは嫌でした。
色々使い道がありますが、どちらかと言えば近接との相性が良い魔術だと感じます。
名刀月隠
ほとんどの魔術師が持っている近接武器ですが、私は使いませんでした。
対戦していても魔術とのシナジーがイマイチだと感じています。
射程が意外と短いため魔術との波状攻撃にはあまり向かないな、と考えました。
ですが、輝剣の円陣とは相性が良く、中々厄介です。
輝剣の円陣以外と組み合わせる場合、どちらかと言えば純術師が近接防衛のために使うものかもしれません。
名刀月隠そのものが単体でそこそこ強いので意外と厄介なのは確かです。
居合で2択の光波が出せるのは普通に強い。
ダメージ自体は対人ダメージスケーリングの影響もあってそこそこです。
倒すまでに3~4発は必要で、当たれば戦況をひっくり返せる戦技ではなくなっています。
火付け
他の武器や魔法とのチェイン、連携が非常に強力な祈祷ですが、射程が短すぎるのかほとんど見ませんでした。
私も魔術が使えるので接近が難しいと判断した可能性もあります。
術師が沢山いる環境なので相対的には火付けは厳しいレベル帯なのかもしれません。
レベル200帯では少なくともメジャーな祈祷ではないと思いました。
炎撃
信仰や筋力に振っている場合、かなり有力な候補となる戦技です。
初撃パリィ不可、範囲もそこそこ、威力もそこそこ、隙も少なめと高レベルに纏まっています。
派生はパリィ出来るので、そこは注意です。
レベル200帯でも祈祷と炎撃の組み合わせは強く、採用している方を良く見かけました。
一方で癖のない戦技なので、プレイヤーの使い方によって脅威度が変わる戦技でもあるな、と感じました。
我慢
意外なことに1回も出会うことがありませんでした。
遠距離攻撃が充実しているため、相対的に重要度が下がっているのかもしれません。
逆に我慢からの魔法も強そうではありますが、FPの余裕がないので採用されていないのかも。
もしくは暗黙の了解で使用していない可能性もあります。
プラキドサクスの滅び
レベル200帯の祈祷でもっとも注意すべきものの1つだと思います。
近距離で出されると初撃の衝撃波に反応できません。
更にジャンプから出せるのも地味に厄介ですが、祈祷使いのジャンプは獣の石かこれの可能性が高く、逆に読みやすいかもしれません。
初撃を避けて近付くことが出来れば攻撃チャンスではあるのですが、使用される場面は最後の詰めであることが多いです。
高レベル帯では祈祷と近接の両方できるビルドが多いのも追い風です。
レベル200帯の決闘まとめ
PS5などとはプレイヤー層が違ったりもすると思いますが一般に言われていることと実情が違ったり、同じ点が発見出来たり面白くプレイできました。
この投稿は私の主観がかなり入っているため、実際には一般に言われていることの方が正しいのかもしれません。
皆さんも是非レベル200帯で実際に対人をして確かめてみて下さい。
全体としては1撃必殺の戦技や魔法が無く、何発か当てることが出来ないと勝つのが難しい環境だと思います。
そこそこの威力、そこそこ当てやすい行動の価値が高いレベル帯だと感じました。
その中でも相変わらず通用する槍の二刀流は抜けているビルドだと思います。
抜けているビルドがありつつ、思っているよりも通用するビルドの数が多く、色々な戦法があったので楽しかったです。
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