Skyrimのキー設定はcontrolmap.txtを編集することで変更できます。
Steamの機能でもゲームパッド部分は変更することが出来ますが、キーボードやマウス部分の変更は出来ません。
Skyrim本体のゲーム設定からもキー配置は変更できますが、controlmap.txtの編集に比べると出来ることが少なくなっています。
例えば、2つのキーを同時に押すことで効果が発動するコンボキー設定などは出来ません。
その他、そもそもゲーム側からは設定できない項目もあります。
また、旧バージョンのcontrolmap.txtを最新版のSkyrim AEで使用するとCTDする問題もあり、注意が必要です。
意外にも深堀する要素が多かったので、今回はcontrolmap.txtについて掘り下げてみたいと思います。
controlmap.txtを用意する
controlmap.txtはSkyrim - Interface.bsaに格納されているので、ここから取り出す必要があります。
インストール、または解凍したらBSA Browser.exeをダブルクリックし起動します。
該当のファイルを選択(今回はcontrolmap.txt)、右クリック→Extractで保存先を選んだら抜き出し完了です。
これが素の状態のcontrolmap.txtとなります。
既に用意されているcontrolmap.txtをダウンロードする
ですが、
controlmap.txt - steamv1.6.1130のPostによるとSE版で使用すると若干の不具合が出るようなので、旧バージョンユーザーについては非推奨です。
Skyrim AE 1.6.1170のユーザーは上記のようにバージョン表記が1.6.1170や1.6.1130に対応しているかを確認して、Modとして公開されているcontrolmap.txtをダウンロードしてください。
SE(1.597)など旧バージョンで作成されたcontrolmap.txtを使用するとCTDするリスクがあります。
controlmap.txtの編集を行う
幾つかcontrolmap.txtを編集する方法はありますが、一番簡単と思われる方法を紹介したいと思います。
以下のサイトがお勧めです。
Webサイトなので少し不安かもしれませんが、私が使用した限りでは問題なく使えていますし、幾つかのModページのPostでもリンクが張られています。
サイトにアクセスしたら、先ほど用意したcontrolmap.txtを読み込ませます。
緑色で囲ったファイルの選択するとファイルの選択画面に移動するので、用意したcontrolmap.txtを読み込ませてください。
特にSkyrim AE 1.6.1170でプレイしているユーザーについてですが、読み込ませるファイルが対応したcontrolmap.txtであることを必ず確認してください。
SkyrimControlMapperにはcontrolmap.txtの変換機能はありませんが、AE対応のcontrolmap.txtは編集しても使用し続けることが出来ます。
好きなようにキーを設定したら、最後に赤で囲ったDownload controlmap.txtを選択してPCに保存してください。
保存場所はブラウザで指定しているダウンロードフォルダにあると思います。
編集したcontrolmap.txtの配置場所はSteam\steamapps\common\Skyrim Special Edition\Data\Interface\controls\pcとなります。
フォルダが無い場合は作成してください。
今回はSkyrimのインストールフォルダに直接配置しましたが、Modとしてインストールしても良いと思います。
基本的には直感的な操作で分かり易いツールだと思いますが、Bindingsの欄だけ少し分かり難いと思ったので補足したいと思います。
以下の画像で緑で囲った部分です。
5つの設定から選ぶことが出来ます。
・NONE
文字通りキー設定を無しにします。
ゲームパッドユーザーでキーボードの設定を空けておきたいときに便利です。
Mod用のキーを増やすことが出来ます。
その他、同時押し用にキーを空ける場合にも有効です。
キーマウとゲームパッドの併用については後述を参照してみて下さい。
・Code
最も基本的な設定で、1つアクションに1つのキーを設定することが出来ます。
・Alias
特定のアクションに割り当てたキーを他のアクションに割り当てます。
例えばMap MenuのZoom Inに「Right Attack/Block」を設定すると「Right Attack/Block」で設定したキーと同じキーでマップのズームインを行うことが出来ます。
自分は正直あまり使わない設定です。
・All Of
コンボキー(同時押し)の設定です。
+を押すことで同時押しのキーを増やし、×で減らします。
実質的に割り当て可能なキーを増やすことが出来ます。
・Any Of
この設定ははどちらを押してもアクションが発動するようになります。
例えば「Right Attack/Block」に「360_RB」と「360_RT」を設定するとRBとRT(右トリガー)のどちらでも右手攻撃が出るようになります。
実質的にはキー配置の枠を減らすので、私はあまり使っていません。
後はFlagsやRemappableなどですが、意味が分からない場合はそのままにしておいた方が無難です。
controlmap.txtによるCTDについて
既に何度か言及していますが、最新版のSkyrim AEで旧バージョンのcontrolmap.txtを使用するとCTDを引き起こします。
ゲームパッドを接続した際にCTDを起こす場合、controlmap.txtが原因のCTDである可能性が大です。
キーボードとマウスでプレイ(ゲームパッドは接続しない)している場合にCTDが起きず、正常に起動するのも特徴です。
SEなどの旧バージョンからSkyrimをアップデートした人は特に注意してください。
自分でcontrolmap.txtを用意していたり、Modのものを使用している場合に発生しやすいと思います。
最新版のAE 1.6.1170からModを導入し始めた方もModのcontrolmap.txtは慎重に導入してください。
AE対応済みのcontrolmap.txtはModページやタイトルに使える旨が書いてある場合が多いです。
ゲームパッドとキーボード、マウスを併用する
ゲームパッドでのプレイはMod由来のキーを設定できるほどの余裕がありません。
そのため、出来ればキーボート、マウスと併用したいのですが、デフォルトではゲームパッドを繋いだ場合、キーボード操作は無効化されてしまいます。
controlmap.txtを編集することで解決する方法もあるのですが、より簡単にゲームパッドとキーマウを併用可能にするModがあるので、そちらを紹介したいと思います。
SE版(1.597)も旧バージョンを使用することが出来ますが、一部機能や不具合修正の改善が反映されていません。
とは言え、ほとんどSE版が利用できるバージョンでも完成されているModですので、どちらのユーザーにとっても便利なModだと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿