バニラの状態では数秒で終わるロード時間も、Modを1000以上入れている環境では数分かかることもあります。
長らくSkyrimでは問題となっていた部分でしたが、遂に改善するMod、"Cached Recursive Directory Walk"が登場したので、早速試してみようと思います。
結論から書くと、ロード時間は確かに改善されますが、数分かかっていたロードが数秒で終わるといったことはありません。
ですが、確かに改善されています。

Cached Recursive Directory Walkのインストール

Cached Recursive Directory Walk
Speeds up Skyrim startup times by caching the recursive directory walk.
Cached Recursive Directory WalkはSKSEプラグインModです。
他のSKSEプラグインModと同様にインストールします。
必要Modは以下の通りです。
SKSE64は自身のSkyrimのバージョンに合ったものを選択してください。
旧バージョン用のファイルはOld filesにあります。
Cached Recursive Directory Walkの概要
Cached Recursive Directory WalkはSkyrimのロード時間を短縮しますが、その際にキャッシュを生成します。
このキャッシュはSkyrimのMod構成を変えると正常に機能しなくなります。
つまり、基本的にはMod構成を変えるたびにキャッシュを再生成する必要があります。
設定を変えることにより、キャッシュの再生成を使わない方式も利用できるので、Mod構成を頻繁に変える方はキャッシュを使わない方式の方が良いかもしれません。
また、Mod Organizer 2ユーザーであればキャッシュの生成を自動化してくれるプラグインもあるので、そちらの使用も検討してみて下さい。
Cached Recursive Directory WalkのINI設定
Cached Recursive Directory Walkは"CRDW.ini"を編集することで、幾つかの設定を行うことが出来ます。
"CRDW.ini"はSKSE\Pluginsにあります。
順に見ていきましょう。
=の次にあるb,i,sの接頭辞は消してはいけません。
次に記述するものを接頭辞で指定しています。
ShowPopUp=b:true
Skyrimを起動したときにポップアップを表示するかどうかを選択します。
falseに設定するとポップアップは表示されなくなります。
このポップアップはキャッシュを再生成するか聞いてくるもので、再生成する場合は"Yes"を、しない場合は"NO"を選択します。
この選択では後述のModeの設定をしており、Yesの場合はCACHEモードで起動、Noの場合はLOADモードで起動しています。
基本的には初期設定のtrue推奨ですが、しばらくMod環境を更新しない場合はfalseでも良いです。
ACCELERATEモードを使用する時もfalseにします。
でないとACCELERATEモードが有効になりません。
Mode=s:LOAD
Cached Recursive Directory Walkの起動方式を設定します。(デフォルトLOAD)
設定できる文字列は以下の通りです。
CACHE
キャッシュを生成するモードです。
ポップアップを有効にしている場合、あまり選択することは無いかもしれません。
LOAD
キャッシュファイルを読み込むモードです。
一番基本となりますが、最新の状態のキャッシュが無いと正常に機能しません。
故にポップアップを有効にしておくと、更新のし忘れが防げます。
ACCELERATE
キャッシュを使用しませんが、通常よりは速くSkyrimを起動できます。
LOADモードよりは遅いです。
Modの更新を頻繁に行う場合は有効な設定です。
NATIVE
Cached Recursive Directory Walkの機能を無効化します。
Logging=b:true
ログを有効化します
falseでログを出力しなくなります。
Debug=b:false
CTDが起きている場合は有効にしてみると良いかもしれません。
基本はデフォルトのfalseです。
LogFlush=i:2
Debugが有効になっている場合は冗長とのことです。
必要が無い限り変更する必要は無いと思います。
CacheDirectory=s:Data/SKSE/Plugins/
キャッシュデータが生成される場所を設定します。
基本はデフォルトで良いと思いますが、Mod環境を複数作っている場合などは変更しておくと便利です。
他にもキャッシュの場所を忘れた際などに確認してみて下さい。
IOBuffer=i:262144
キャッシュ生成バッファのサイズを制御します。
HDDを使用している場合、数値を大きくするとキャッシュの読み込みが速くなる場合があるようです。
SSDユーザーはデフォルトのまま推奨とのことです。
Experimental=b:false
キャッシュのロードを僅かに速くする実験的な設定です。
自環境のSkyrim起動時間
自環境のSkyrimで起動時間を計測してみました。
大体2000個程度のModを導入した環境で、Skyrim本体、Mod共にM.2 SSDに入れています。
M.2 SSDはそこまで性能を重視したものではないので、本格的にPCを組んでいる方はもっと速くなるかもしれません。
〇デフォルトのロード時間
04:29.459
〇Cached Recursive Directory Walkのロード時間
02:59.688
大体1分半くらい高速になりました。
Automatic CRDW (Faster Load Times)でキャッシュ生成を自動化(MO2ユーザー)
Automatic CRDW (Faster Load Times)を使用することで、キャッシュ生成を自動化することが出来、より便利になります。
自動でポップアップを無効化し、特定の動作(Modのインストールやロードオーダーの更新など)を行うとCACHEモードで起動します。
Mod環境の更新が行われていない場合はLOADモードで起動します。

Automatic CRDW (Faster Load Times)
An MO2 companion for CRDW that automatically rebuilds its cache when enabled mods or plugins change, then silently loads the current cache on unchanged launches. Per-profile caches, no CRDW popup, and
Mod Organizer 2用のプラグインなので、Vortexユーザーは使用できません。
Manual Downloadでダウンロードし、解凍ツールで出てきたpluginsフォルダをMod Organizer 2のpluginsフォルダにマージします。
pluginsフォルダの中に入れないでください。
白い空白の部分にドラッグ&ドロップ、またはコピー&ペーストします。
導入に成功していれば、MO 2上部にあるツール→設定の画面から以下の画像のような画面にたどり着けます。
ここで有効に✓が入っていればAutomatic CRDWが機能するはずです。


0 件のコメント:
コメントを投稿